大作曲家はコーヒー好き

クラシック音楽のナゼ? Vol.3

Question
大作曲家はコーヒー好き。なぜ?

Answer
コーヒーを飲むと、頭が冴えて名曲が書けたから

text:La Valse 編集部

いつ、コーヒー豆が人類にもたらされたのかについての有力な説は、9世紀のエチオピアで羊飼いの少年が見つけたというものです。当初は食べ物で、薬でもあり、呪術的な意味で使われることもあったようです。嗜好品になったのは14、15世紀頃、ヨーロッパ中で愛飲されるようになったのは、コーヒーハウスが大きな都市で誕生した17世紀に入ってからのようです。

その頃から史上有名な作曲家たちにも大のコーヒー好きが登場します。例えば大バッハ。彼の遺品にコーヒーポットやカップがあるように、とてもコーヒーを愛飲していて、コーヒー熱を皮肉った『コーヒー・カンタータ』という作品も残しています。ウィーン時代のモーツァルトもベートーヴェンもコーヒーがお気に入りで、ベートーヴェンは自分で煎れて楽しんでいたようです。そのほかにも、シューベルト、ブラームスなどもコーヒー党でした。

左より:J.S.バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン

それでは、最初の答えの説明ともなるコーヒーの効能を説明しましょう。コーヒーに含まれるカフェインには、血液の循環を促進するなど、体に良いというほかに、疲労をやわらげる、眠気をさます、脳をリラックスさせて思考力を高めるなどの効能があると言われます。作曲という創造は肉体と精神を酷使する行為ですから、先に上げた超多忙な作曲家には、コーヒーは必須の飲み物だったのでしょう。「名曲誕生の秘密はコーヒーにあった」ということです。