あなたと音楽〜関西の大学で専門的に音楽に励む学生の「声」

関西 × 音楽 × 学生のためのカルチャーメディアとして、今春に創刊されたフリーマガジン『Bridge』。La Valseでは『Bridge』の記事をピックアップして紹介しています。前回は、クラシックの生演奏を楽しむことのできる関西圏のカフェやバーの案内をアップしましたが、今回は関西の大学で専門的に音楽に励む学生の「声」を紹介します。

関西には、演奏・作曲を専門的に学ぶことのできる音楽系の学部・学科を有する大学が各地に位置している。今回は、8つの大学から1人ずつピックアップ。
彼ら・彼女らが所属する大学は、音楽系の学部・学科を有しているとはいえ、まったく特色が違う。芸術に特化している芸術大学、教育をメインとする学部を有する教育大学、幅広い学部を有する総合大学、男女共学、女子大学。学生が音楽と対峙する姿勢を形づくるのは、その大学のオリジナリティとカラーだ。

彼ら・彼女らに、4つの質問を用意した。問いと答えを交わす中で、彼ら・彼女らは自分なりの言葉で、丁寧に自身や大学のことを語ってくれた。

質問内容
①あなたにとって音楽とはどんな存在?
②あなたの大学のイメージを感じ1文字で表すと?
③「勉強」という言葉に対してもつイメージ
④あなたの勝負メシ

①憧れ、一生つづけたいもの ②学 ③座学、基礎 ④いちごのチョコ

関西で唯一の音楽大学に通う澤すみれさん(大阪音楽大学・ヴァイオリン専攻・4年)は、「この大学に通う学生は、実力の伸びが著しいんです」と誇らしげに話す。
「先生方が私たちを精一杯サポートしてくれて、『学びたい』と思えば思うほど、それを実現できるのが大音の魅力です」

①自分の身体の中に刻まれているもの ②総 ③“want”があれば伸びる! ④牛肉しぐれのおにぎり

「ポーランドに留学したい」未来を見据えてそう話すのは、今井桃代さん(武庫川女子大学・声楽専修)。「武庫川女子大学では、音楽に偏らずたくさんの授業が開講されているんです。それらで培った学びが原点となり、留学したいと思うようになりました」、音楽はもちろん、その他語学、国際社会についても熱心に勉強を積んでいるそう。「やりたい!」という気持ちがあればいくらでも伸びる、と教えてくれた。

①人生を費やせるもの ②密 ③可能性を広げてくれる ④クレープ

一方で、音楽学部と美術学部を併設、芸術に特化している京都市立芸術大学に通う寺田大紀さん(作曲専攻・3年)。
「京芸はとにかく学生数が少なくて、密度が濃い。だけどそれに反して人の多様性が幅広いところが、京芸の素晴らしいところですね」と話す。

①なくてはならないもの ②吹 ③逃げたいもの ④うどん

中学校から音楽コースに通い、音楽一筋の伴 菜生さん(相愛大学・フルート専攻・4年)。フルートを専攻する彼女が力を入れているのは、吹奏楽の授業。「人数が多いため、ウィンドの授業は充実しています。学生のやる気も俄然違います」

 
①自分を形成してくれた存在 ②彩 ③自分向上の為の源 ④糖分、スイーツ♡

「音楽を通じた出会いや経験が、私を形成しています。自分自身を成長させてくれたのは、間違いなく音楽です」と話す、千種里花さん(同志社女子大学・トランペット専攻・3年)。そんな大好きな音楽を学ぶ場である「同女」の魅力について「違う学部の学生との交流や、総合大学ならではの様々な授業のおかげで、自分の幅がより広がった」と語る。「学生生活を通して、音楽以外の学問を学び、様々な志を持つ学生に出会いました。その中でたくさんの選択肢や道を選ぶことができる点から、『彩』という字を選びました」

①一番身近にある、人と繋がれるもの ②美 ③(今は)自分の幅を広げてくれるもの ④うなぎ!!!!!

神戸女学院大学でピアノを専攻している小川瑞葵さん(ピアノ専攻・4年)。
彼女は在学中にザルツブルクでの留学を経験したそう。「現地での体験を経て、音楽や勉強に対する考え方が大きく変わったんです」と目を輝かせながら話す。

 
①人生を満たしてくれるもの ②山 ③楽しい!幸せ!! ④ブラックチョコレート

大阪教育大学に通う水谷映実里さん(ピアノ専攻・4年)は、好奇心が旺盛。音楽を専門とする傍ら、フォークダンスや茶道に励む。「高校は進学校に通っていたので、大学に入学すると同時に音楽的な視野や世界が広がりました。しかし、もともと興味のあった世界の歴史や地理の授業が、今のフォークダンスの活動にもつながっているんです」と話す。「今、興味のあることに全力で取り組む、というのが私の生き方です」

①生活をより豊かにしてくれるもの ②色 ③一生つきまとうもの ④肉うどん

大阪芸術大学に通う安田和真さん(ファゴット専攻・3年)がファゴットに出会ったのは、高校生の頃だという。自らが通う大学について、「演奏学科以外にも様々な学科があり、演奏会を催す際に協力しあえるところが良いところ」と話す。「特に、音響デザイン学科や放送学科との関わりが深いです。互いに刺激を得ることができるんです」


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