人はなぜだめんずに萌えるのか | 萌えオペラ 第1回 ワーグナー《タンホイザー》

text:室田尚子
illustration:桃雪琴梨

あなたは、二次元のキャラクターに「恋をした」ことがありますか?「恋」まではいかなくても、あるキャラクターのヴィジュアルや言動や仕草に心を動かされたり、挙げ句の果てに「尋常ならざる感情(!)」を抱いたことはありませんか? この対象に対する「尋常ならざる感情」を「萌え」と呼ぶわけですが、マンガやアニメから始まったこの「萌え」は、今や日本全国を席巻し、二次元コンテンツだけでなく声優や俳優などの三次元、さらには列車や戦艦やダムなどの無機物、果ては「県」や「国」(ちょっと何言ってるのかわかんない、って方、「県萌え」「国萌え」でググってみてください)などありとあらゆる事象に広がっています。

だったら、オペラで萌えたっていいじゃない! というのがこの連載のテーマ。私、室田尚子が個人的に萌えている、もしくは他の誰かが萌えているに違いないオペラのキャラクターや物語を取り上げて、萌えポイントはどこか、なぜ萌えるのか、という視点からオペラを解説していきます。

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