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春野菜の焼きそばマエストロ風 | マエストロのレシピ Vol.11
text & photos:曽我大介 コロナウィルスなどでなかなか外出しづらい日々が続きますね。こんな時こそ普段やらないような料理をしっかり作って見ませんか? 某中華の名店の真似をした、見た目もダイナミックな焼きそばです。 Vol.11 春野菜の焼きそばマエストロ風 材料(4人前) 焼きそばのあんの材料 野菜(これは一例で、取り合わせは自由に。写真を参照してください) 菜の花ひと束、筍の水煮1パッ […] -
牡蠣の酒蒸し、ネギ生姜風味 | マエストロのレシピ Vol.10
text & photos:曽我大介 英語の月の呼び名に“r”が付いている間はまだまだ牡蠣の季節でアール(牡蠣を語り出すとテンション高すぎて、のっけからオヤジギャグ炸裂)。冬場だけではなく春先こそ牡蠣の季節!と思うのは私だけでしょうか? アムステルダムの駅前の中華街の蒸し牡蠣、ボストンの老舗の生牡蠣、はたまた高松から琴平電鉄にひたすら乗って訪れた牡蠣小屋、パリのシャンゼリゼの一本入った先で食べた生 […] -
ルーマニア風肉団子の酸っぱいスープ | マエストロのレシピ Vol.9
text & photos:曽我大介 まだまだ寒い日が続きます。寒い日には温かいスープが恋しいもの。今日は筆者がルーマニア留学時代から愛してやまない、チョルバと呼ばれる酸っぱいスープをご紹介します。 Vol.9 ルーマニア風肉団子の酸っぱいスープ(チョルバ) 材料(6皿分) ひき肉(牛豚合挽き):650g 玉ねぎ(中):2個 にんじん:2本 セロリ:1本 ピーマン:3個 大玉トマト:1個 イタリア […] -
大晦日はこれで!至福の鴨南蛮鍋! | マエストロのレシピ Vol.8
text & photos:曽我大介 ご縁あって何回か、四国は高知県、四万十川流域の中村をコンサートで訪れました。ご当地のグルメは絶品で、天然うなぎ、手長海老をはじめとする四万十川の恵み、そして何と言ってもカツオ文化の奥深さに感動します。カツオの藁焼きの塩叩きなど、本当に他では食べる事の出来ない逸品です。鰹節もしかりで街中には鰹節専門店もあり、「ただ魚を干しただけ」ではないことを知りました。本枯節 […] -
クリスマス・冬場にぴったりな曽我大介流グーラシュ | マエストロのレシピ Vol.7
text & photos:曽我大介 冬場になると煮込み料理が恋しくなります。グーラシュはハンガリー、オーストリア、ルーマニアのトランシルヴァニア地方などで食べられている、郷土料理のシチュー。 元々は畑の真ん中に焚き火を作り大鍋を置いておいて、農作業の間に農民たちが思い思いの時間に食べるためできた料理だそうな。 今回は圧力鍋を使って時短で作ることを目指す、日本のあの食材も入れた曽我大介流のビーフ・ […] -
白、泡ワインに合う、ルーマニアのオードーブル三種 | マエストロのレシピ Vol.6
text & photos:曽我大介 私が留学をしたルーマニアは、歴史的に見てもヨーロッパ的な文化と中東文化の交差点。ルーマニアの食文化もアラブ料理の影響を受けています。そんなルーマニア料理の中から日本の食材を使って作る、オードーブル三種です。 Vol.6 白、泡ワインに合う、ルーマニアのオードーブル三種 (ナスのペースト、大豆のペースト、たらこのペースト) *ナスのペースト(Salată de […] -
マエストロ・曽我大介
「食材を追って旅し、調理した情熱の鉄板レシピ」まとめ職業柄、旅に出ることが多く、仕事の合間を縫って食材を作っている現場に赴くこともあると語るマエストロ・曽我大介。 このコラムでは、彼が情熱を抱きながら調理している鉄板レシピを、その料理にまつわるエピソードやライフスタイルとともにご紹介しています。 マエストロのレシピ 菜の花とアサリとベーコンのスパゲッティ | マエストロのレシピ Vol.1 シューマンの「春」を譜読みしていたマエストロが、春のヨーロ […] -
マエストロ流究極の夏カレー | マエストロのレシピ Vol.5
text & photos:曽我大介 日本の音楽家の皆さんの中には、海外留学中に安易に手に入らない食材を工夫して、料理を編み出された方も少なくないと思います。私が色々なスパイスにハマるようになった理由は、海外で日本のカレールウやカレー粉が手に入らず、仕方なくスパイスを調合してカレーを作り始めた事。私が普段作るカレーの中でもインスタント並みの手軽さ、かつ極うまのカレーをご紹介します。 Vol.5 マ […] -
しらすと香味野菜のパスタ| マエストロのレシピ Vol.4
text & photos:曽我大介 日本のならではの素晴らしい食材の一つにしらすがあると思います。世界中を探しても普通のスーパーにしらすがある国なんて日本の他に知らないし、しらすを食べる文化すらない国の方が多いのではないでしょうか? そんな中、シチリア島でしらすに出会った時は驚きでした。シチリア島では“Pesce neonato”(生まれたばかりの魚)と呼ばれています。今回はオリジナルレシピのし […] -
鶏肉とトマト、オリーブの煮込みイスキア風 | マエストロのレシピ Vol.3
<おしらせ> La Valse【公式】Facebookはじめました「いいね!」で最新記事をチェック♪ text & photos:曽我大介 オリーブといえば、思い出すのがシチリア島の大地。シチリア島の音楽祭で、移動中に初めて目にした雄大なオリーブの森。丘陵地に広がるその景色はまるで、歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》冒頭のシチリアーノがこだましているよう。今日はオリーブをフィーチャーしたメニュ […] -
バッサーノ風ホワイト・アスパラガス | マエストロのレシピ Vol.2
text & photos:曽我大介 ヨーロッパの初夏のグルメは何と言ってもホワイト・アスパラガス。新緑が眩しい季節になると、どこのレストランもメニューの筆頭にアスパラガスの文字が踊ります。私は、イタリア・ヴェネト州のバッサーノ・デル・グラッパという街のアスパラ祭りの期間中に、アスパラのフルコースを食べてから、その概念が一変しました。他にも美味しい食べ方はありますが、ここはバッサーノの伝統的な食べ […] -
菜の花とアサリとベーコンのスパゲッティ| マエストロのレシピ Vol.1
text & photos:曽我大介 Vol.0 序文 音楽人は食いしん坊が多い。音楽史を紐解けばグルメが嵩じて数々の料理のレシピを残し、あのロートシルト家のワイン選定までやってしまったロッシーニ。私の師匠一人、故・マエストロ・ジュゼッペ・シノーポリはグルメとしてのみならず、素晴らしい料理のシェフでもありました。某都内の超一流ホテルの厨房で、山高帽のシェフをアシスタントとして使い、私もなぜか音楽ば […]