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原田 諒(演出)インタビュー
〜宝塚歌劇団所属演出家が手掛ける《椿姫》正調の様式美の中に、濃密な人間ドラマを 東京二期会が2月19日からヴェルディのオペラ《椿姫》を上演する。二期会単独での上演は11年ぶりの新演出となる。演出には、宝塚歌劇団に所属し、第20回・24回読売演劇大賞 優秀演出家賞、第43回菊田一夫演劇賞を受賞するなど、演劇界をはじめ各方面から大きな期待と注目を集める原田諒を迎える。東京二期会20年ぶりとなる2009年の新演出では宮本亞門が演出に起用され […] -
【ゲネプロレポート】東京二期会《天国と地獄》が開幕
日生劇場で11月21日、東京二期会オペラ劇場 オペレッタ《天国と地獄》全2幕が開幕した(NISSAY OPERA 2019提携公演)。演奏は大植英次指揮の東京フィルハーモニー交響楽団、演出は鵜山仁。日本語訳詞上演だ。本公演を前に11月19、20日に行われたゲネプロ(最終総稽古)を取材した。 (2019.11/19 日生劇場 取材・撮影:寺司正彦) ※写真は又吉秀樹組。稽古のため、照明、衣裳、その他 […] -
又吉秀樹(テノール)& 山本耕平(テノール)インタビュー 〜東京二期会《天国と地獄》
東京二期会がこの11月に上演するのは、鵜山仁演出による新制作の《天国と地獄》。ギリシャ神話の「オルフェウスとエウリディケ」を下敷きにしたオッフェンバックの傑作オペレッタにオルフェ役で出演するのは、又吉秀樹と山本耕平という、今もっとも脂の乗っているふたりのテノールだ。実は、東京藝術大学の同級生でもあるふたりに、役にかける意気込みや、お互いへの思いなどを語ってもらった。 取材・文:室田尚子 写真:寺司 […] -
【ゲネプロレポート】藤原歌劇団公演《ランスへの旅》
ソロの妙技と演技、 そして華麗なアンサンブルの醍醐味きかせる高水準の舞台 《ランスへの旅》は、ロッシーニがフランス国王シャルル10世の戴冠祝賀行事のために作曲したカンタータ。作曲から159年経った1984年に、ペーザロ・ロッシーニ・フェスティバルで「オペラ」として復活上演され、その後世界の歌劇場のレパートリーになった。藤原歌劇団がこの作品を上演するのはこれが3回目。今回は、2015 […] -
髙田賢三(衣裳)× 大村博美(ソプラノ)インタビュー 〜衣裳から紐解く、新しい《蝶々夫人》
この10月に上演される東京二期会オペラ劇場《蝶々夫人》。ザクセン州立歌劇場とデンマーク王立歌劇場との共同制作となる本公演は、宮本亜門による新演出に加え、世界的ファッションデザイナーの髙田賢三が衣裳を手がけることでも期待が高まっている。タイトルロールをつとめる大村博美とともに、作品への思い、オペラにおける衣裳の役割など、話を聞いた。 取材・文:清水井朋子 撮影:野口 博 幼い頃に憧れた《蝶々夫人》の […]